2005/3/10

 メス型取りに入る前に下の2点がわからないので実験です。
(1)レオン油土に対してどういった離型処理が必要か?
(2)レジンに混ぜる硬化剤の量はどの程度が適量か?
 (1)に関しては素材屋龍之介氏より、「水分による硬化不良が 防げれば必要としない場合もある。」との見解を頂きましたので、 とりあえず、粘土で作った実験用トルソにいきなりFRPを積層して見ます。
 強制排気設備がないので中毒防止の為、縁側で作業です。
 まず、ガラスクロスを小さく切ったものを沢山用意し、 カップに30gのレジンを貯め、試しにパーメックを0.5cc、 パーメックが1ccにつき1gであると仮定してレジンに対して、 1.6%のパーメックを加えてみます。レジンの説明書きには 「硬化剤は1〜2%にしろ」と書いてあり、前作とは違うレジンなのですが、 前作が真夏の40度近い気温の中で1%程度の添加で硬化した事を考えると今が春先で やや気温が低めなので適量だと思われます。
 レジンに硬化剤を混ぜた物をよく攪拌し、ピンセットでガラスクロスを掴み、 レジンの貯まったカップに漬けて引き上げます
この時、カップの縁で味海苔に醤油をつける時の要領で ガラスクロスに浸透した余分なレジンをしごき落とし、 トルソに貼り付けてます。
ひたすら繰り返します。これが私の唯一経験したFRP積層の方法なので以後、特に注意書きが無い限り この方法でFRP積層を進めます。
 気泡というか明らかにガラスクロスが浮いているので、 歯ブラシにレジンをつけてポンポン叩いて気泡を抜きます。
上の作業をカップの中のレジンを使い切るか、 レジンの硬化が始まりゲル化して ガラスクロスに浸透しなくなるまで繰り返します。
今回はレジンがなくなるより先にゲル状になってしまったのですが、 ペットボトルの底は窪みがあって使いづらいので次回以降、 窪みが埋まってしまったこのカップを使います。
 終わりました。
 ですが、現時点でカップのレジンの硬化が始まってから1時間程経っているにも関わらず、 まだトルソに積層したFRPはフニャフニャした状態です。 剥がしてみます
写真でわかってもらえるかどうか微妙ですが、 粘土表面にレジンが付着しているので硬化不良を起こしていると思われます。 剥がしたFRPもフニャフニャです。
以上の結果から、
(1)どの程度の離型処理が必要か?
→PVA等で原型表面の水分を遮断する皮膜を作る。
(2)硬化剤の量はどの程度が適量か?
→50gに対し0.7cc前後(1.5%前後)
この方向でメス型を取ろうと思います。
 メス型は硬化さえしてくれれば、最悪、 粘土原型を壊して型だけは取れると思われます。  硬化剤の量に関してはFRP積層しながらその時その時の 適量を探りながらやる事になるかと。

・追記(2005/3/12)
原型がダイソー「かる〜い紙粘土」で出来ている場合、 プラサフを吹き付け、浮き上がってくるケバを400番辺りの 耐水ペーパーで擦り落とし、ケバが出なくなるまでプラサフを塗り重ねた後、 リンレイの床用のワックス「リンレイ:ワックスブルー」を3回ほど磨かずに 塗り重ねれば、メス型を離型できました。
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